比較

KOKYAKU+とboard・Misoca・freee請求書の違い

はじめに

見積書や請求書を作るクラウドサービスは、いくつもあります。どれも良いところがあり、「どれが一番」というより「自分の仕事のやり方に合うかどうか」で選ぶのがいちばん失敗しにくいと私たちは考えています。

このページでは、私たちが運営するKOKYAKU+と、よく比較される3つのサービス(board、Misoca、freee請求書)について、料金や主な機能を並べました。

  • 他社の情報は、各社の公式ページだけを出典にしています。数字や記述のあとに出典番号([B1]など)を付け、ページ末尾に出典URLと確認日(2026年10月12日)をまとめています。
  • 公式ページで確認できなかった点は「公式ページで確認できず」と書き、推測では埋めていません。「確認できず」は「その機能がない」という意味ではありません。
  • 料金・機能は変わることがあります。お申し込み前には必ず各社の公式ページで最新の情報をご確認ください。
  • 他社の表示価格は、特に断りのない限り各社公式ページの税抜です。KOKYAKU+の料金は税込を先に書いています。

なお、KOKYAKU+は提供を始めたばかりのサービスです。他の3サービスのような長い運用実績や多くの導入事例は、まだありません。その点も含めてご判断いただければ幸いです。

比較表

料金・契約まわり

画面が狭いときは、表を横にスクロールできます。左の項目名は固定されます。

料金・契約まわり(KOKYAKU+、board、Misoca、freee請求書)
項目 KOKYAKU+ board Misoca freee請求書
提供会社 合同会社はるのゆこと(滋賀県長浜市)[K2] VELC Inc.(公式ページのコピーライト表記)[B4] 弥生株式会社 [M1] freee株式会社 [F1]
料金 月額1,078円(税込。税抜980円)、利用者3名まで(管理者を含む) [K1] Personal 月1,200円/Basic 月2,400円/Standard 月4,900円/Premium 月7,900円(アカウント全体の金額)[B1][B2] 無料プラン 0円/プラン15 年額8,800円(月あたり733円)/プラン100 年額33,500円(月あたり2,791円)/プラン1000 年額114,000円(月あたり9,500円)[M1] 無料プラン 0円/スタンダード 基本料金 月1,980円(年払い、年23,760円)/アドバンス 基本料金 月10,000円(年払い、年120,000円)[F2][F4]
追加でかかる費用の例 なし [K1] 有料アドオン(各月500〜800円)、郵送代行 1通195円(税込・切手代込)[B2] 月間上限を超える請求書 1通70円、郵送 1通210円、見積書のFAX送信 1通60円 [M1] 一括発行を使う場合の送信料金 月4,750円〜(年払い、年57,000円〜)。個別発行の送信料金は0円 [F2]
支払いの単位 月額 [K1] 月払いのみ(年払いなし)[B2] 有償プランは年額(キャンペーンは年契約のみ対象)[M1] 年払いの表記 [F2]
初期費用 0円 [K1] 0円 [B2][B3] 初期費用なし [M1] 0円 [F2]
無料プラン なし なし(公式ページで確認できる範囲では有料プランのみ)[B2] あり(請求書は月10通まで、見積書・納品書・領収書は無制限)[M1] あり(発行枚数・期間無制限。定期請求/自動作成は1件まで)[F2][F3]
無料体験 無料お試しは7日間(カード登録が必要)[K1] 30日間。カード情報を登録しなければ請求されない [B1][B4] 「無料体験プラン」あり(期間の長さは公式ページで確認できず)。有償プランは初年度無料キャンペーン(2027年3月31日申込分まで、年契約・口座振替またはカード登録が必要、1事業者1回)[M1] 有料プランの無料体験:公式ページで確認できず(無料デモの依頼は可能)[F1]
支払い方法 クレジットカード(Stripe)[K1] クレジットカードのみ [B2] 口座振替またはクレジットカード(キャンペーン適用時の自動更新決済)[M1] 公式ページで確認できず
利用できる人数 利用者3名まで(管理者を含む)[K1] Personal 1名/Basic 3名まで/Standard 15名まで/Premium 50名まで(51名以上は1名月300円で追加)[B2] 無料プラン:複数人での同時利用は対象外/プラン15:最大2名/プラン100:最大5名/プラン1000:最大30名 [M1][M4] 無料:1〜3人(freee会計のプランに準じる)/スタンダード・アドバンス:無制限 [F2][F3]

機能まわり

記号の意味:○=公式ページで確認できた/△=条件付き(プランや連携によって変わる)/—=公式ページで確認できず

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機能まわり(KOKYAKU+、board、Misoca、freee請求書)
項目 KOKYAKU+ board Misoca freee請求書
顧客(取引先)の管理 ○ 連絡先・状態の整理、検索、CSV取り込み [K1] ○ 顧客名・住所・支払条件・契約締結状況などを管理。CSV一括登録あり [B5][B3] ○ 取引先・品目の登録(全プラン)[M1] — 取引先の管理機能についての記述は公式ページで確認できず
対応履歴(電話・訪問・メールの記録) ○ 時系列で記録 [K1] — 公式ページで確認できず(営業管理・案件管理の機能はあり [B1]) — 公式ページで確認できず — 公式ページで確認できず
見積書 ○ [K1] ○ [B1][B3] ○ 月間作成数は無制限 [M1] ○ 全プラン [F2]
請求書 ○ 見積から引き継いで作成 [K1] ○ [B1] ○ 月間作成数はプランごとに上限あり(無料10通/15通/100通/1000通)[M1] ○ 全プラン [F2]
入金管理 ○ 入金済み・未入金・残額、部分入金の記録 [K1] ○ 顧客別入金一覧で入金済み処理、一部入金の管理 [B6] ○ 見積から請求・入金までのステータス管理、売掛残高・回収予定一覧 [M2] △ 単体では手動で入金管理。freee会計との連携で自動化。入金明細の自動取得・入金消込(自動)はアドバンスプラン [F3][F1][F2]
会計ソフト連携 会計ソフトとの自動連携はありません。データはCSVで書き出せます[K1] ○ freee会計(API自動連携)、マネーフォワード クラウド会計・弥生会計・弥生会計オンライン・勘定奉行(仕訳CSV出力)、TKCの各クラウド製品 [B1][B3] ○ 弥生の会計・申告ソフト各種、freee、MFクラウドなどと連携 [M3](全プラン [M1]) ○ freee会計と連携し入金ステータス管理・仕訳登録 [F3]。各会計システムとの連携は契約プランによる [F1]
その他の主な特徴 予定管理、顧客への添付ファイル紐づけ、領収書発行、権限、二段階認証 [K1] 発注・支払管理、案件ごとの損益、売上見込み、Peppol、各種外部サービス連携、API [B1] 郵送代行、FAX送信、決済・口座振替・回収保証サービス、スマホアプリ [M1] 基幹・販売管理システムのCSV/PDFからの一括発行、今の請求書レイアウトの再現、郵送代行、インボイス・電子帳簿保存法対応 [F1]

各サービスの特徴と強み

board

boardは、見積書・請求書の作成を起点に、受発注や案件ごとの損益、売上の見込み、支払管理まで扱える「販売管理」寄りのクラウドサービスです [B1]。公式ページでは、数人〜数十人規模の会社をメインターゲットに設計していると説明されています [B3]。

強み

  • 案件(受注・契約)単位で書類を管理する考え方で、案件ごとの損益や売上見込みを把握しやすい設計です [B1][B3]。
  • freee会計、マネーフォワード クラウド会計、弥生会計、勘定奉行、TKC製品など、会計ソフトとの連携先が多くあります [B1][B3]。
  • 発注書・支払通知書など発注側の書類も作れ、外注の多い仕事にも対応しています [B1][B3]。
  • 30日間の無料お試しがあり、カード情報を登録しなければ請求されない仕組みです [B1][B4]。
  • 500記事以上のヘルプやFAQがあると案内されています [B1]。

注意しておきたい点(公式の記載より)

  • 在庫管理の機能はなく、在庫が欠かせない業態には不向きと公式に書かれています [B3]。
  • 書類のレイアウトを自由に変更する仕組みではなく、用意されたデザインから選ぶ形です [B3]。
  • 訪問や電話でのサポートは提供しておらず、Webサポートが中心です [B1]。

Misoca

Misocaは弥生株式会社が提供する請求書作成サービスです [M1]。

強み

  • 請求書を月10通まで作れる無料プランがあり、見積書・納品書・領収書は全プランで作成数が無制限です [M1]。
  • 有償プラン(プラン15・100・1000)は、2027年3月31日までの申し込みなら初年度無料のキャンペーンがあります(年契約、口座振替またはカードの登録が必要、1事業者1回など条件あり)[M1]。
  • 弥生の会計・申告ソフトをはじめ、freeeやMFクラウドとも連携できます [M3]。弥生の会計ソフトをすでに使っている方には特に流れがつながりやすいサービスです。
  • 請求書の郵送やFAX送信、口座振替・回収保証などの決済サービスを利用できます(一部有料・プランによる)[M1]。
  • 見積から入金までのステータス管理や、売上レポート、受注管理の機能があります [M2]。

注意しておきたい点(公式の記載より)

  • 請求書の月間作成数に上限があり、超えた分は1通70円です(1,000通まで)[M1]。
  • 複数人での同時利用は有償プランのみです(プラン15は2名まで)[M1][M4]。

freee請求書

freee請求書はfreee株式会社の請求書サービスです [F1]。無料プランと、法人向けの有料プラン(スタンダード・アドバンス)があります [F2][F4]。

強み

  • 無料プランは発行枚数・期間が無制限で、freee会計を契約していなくても使えます [F3]。
  • 有料プランでは、今使っている基幹・販売管理システムから出したCSVやPDFを取り込んで、今の請求書の見た目のまま一括で発行・送付できます [F1]。
  • アドバンスプランでは、入金明細の自動取得、債権管理、入金消込、仕訳作成まで自動化できます [F1][F2][F4]。
  • freee会計と組み合わせると、入金ステータスの管理や仕訳登録を自動化できます [F3]。
  • インボイス制度・電子帳簿保存法への対応がうたわれています [F1][F3]。

注意しておきたい点(公式の記載より)

  • 一括発行を使う場合は、基本料金とは別に送信料金(月4,750円〜、年払い)がかかります [F2]。
  • 有料プランは「最短1ヶ月程度で利用開始」と案内されており、すぐに使い始めたい場合は事前の確認が必要です [F1]。
  • 無料プランで単体利用する場合、入金管理は手動になります [F3]。

KOKYAKU+

KOKYAKU+は、顧客管理・対応履歴・見積・請求・入金を一つの画面の流れで扱えるようにした、小規模事業者向けのクラウドサービスです [K1]。

特徴

  • 「顧客 → 対応履歴 → 見積 → 請求 → 入金」が一つにつながっており、一度入れた顧客情報を見積や請求にそのまま使えます [K1]。
  • 電話・訪問・メールなどの対応履歴を、顧客ごとに時系列で残せます [K1]。
  • 月額1,078円(税込。税抜980円)、利用者3名まで(管理者を含む)で、見積・請求・入金・PDF・CSVなどの業務機能が使えます [K1]。

正直にお伝えしたい点

  • 会計ソフトとの自動連携はありません。データはCSVで書き出せます [K1]。
  • 無料プランはありません。無料お試しは7日間(カード登録が必要)です [K1]。
  • 郵送代行、FAX送信、在庫管理の機能はありません。
  • 提供を始めたばかりで、公開できる導入事例はまだありません。
  • スタッフによるデータ移行の代行は行っていません [K1]。

KOKYAKU+が向いているケース・向いていないケース

向いていると考えられるケース

  • 1〜3名ほどの事業者で、「お客さまとのやり取りの記録」と「見積・請求・入金」を同じ場所でまとめて見たい
  • 今はExcelや紙、メールに顧客情報と見積・請求がバラバラになっていて、打ち直しや探す手間を減らしたい
  • 「このお客さまに、いつ、何を話して、いくらで見積もって、入金はどうなったか」を一画面の流れで追いたい
  • 請求書の枚数はそれほど多くなく、月額を抑えながら顧客管理もまとめたい

他のサービスのほうが合いそうなケース

  • 会計ソフトとの自動連携を重視する → board、Misoca、freee請求書はいずれも会計ソフトとの連携を公式に案内しています [B1][M3][F3]。
  • まずは無料で請求書だけ作りたい → Misocaやfreee請求書には無料プランがあります [M1][F2]。
  • 請求書の枚数が多く、今の基幹システムのデータから一括で発行・郵送したい → freee請求書の有料プランが想定している使い方です [F1]。
  • 発注・外注管理や案件ごとの損益まで見たい → boardがこの領域をカバーしています [B1]。
  • 郵送代行やFAX送信を使いたい → board、Misoca、freee請求書に郵送の仕組みがあります [B2][M1][F1]。
  • 導入実績や長い運用期間を重視したい → 現時点のKOKYAKU+には十分な実績がありません。

まとめ

  • 会計ソフトとの連携や機能の厚み、実績を重視するなら、board・Misoca・freee請求書はいずれも有力な選択肢です。
  • 無料で請求書を作りたいならMisocaやfreee請求書の無料プラン、販売管理まで広げたいならboard、大量の請求書を今のシステムから一括で送りたいならfreee請求書の有料プランが、それぞれの公式ページで想定されている使い方です。
  • KOKYAKU+は、少人数の事業者が「顧客とのやり取りの記録」から「入金の確認」までを一つにまとめたいときに向いています。
  • どのサービスにも無料プランや無料体験がありますので、実際に触ってみて、ご自身の仕事の流れに合うものを選んでいただくのがおすすめです。

※本ページの他社情報は2026年10月12日時点で各社公式ページを確認したものです。内容に誤りや古い情報がありましたら、[email protected] までお知らせください。確認のうえ修正します。

出典一覧

出典一覧。確認日は各行に記載しています。
番号 サービス 内容 URL 確認日
K1 KOKYAKU+ 公式サイト(機能・料金・FAQ) https://kokyakuplus.com/ 2026-10-25
K2 KOKYAKU+ 運営会社 https://kokyakuplus.com/legal/company.html 2026-10-12
B1 board 公式トップ(機能、会計連携、プラン、30日無料お試し、サポート) https://the-board.jp/ 2026-10-12
B2 board ヘルプ「boardのご利用料金について」(初期費用、月額、人数、アドオン、郵送代行、支払い方法) https://the-board.jp/helps/help_about_price/ 2026-10-12
B3 board ヘルプ「boardに関するよくあるご質問」(向き不向き、会計連携、初期費用、CSV取り込み) https://the-board.jp/helps/faq_about_board/ 2026-10-12
B4 board ヘルプ「お試し登録に関するよくあるご質問」(カード未登録なら請求なし) https://the-board.jp/helps/faq_about_registration/ 2026-10-12
B5 board ヘルプ「顧客情報の登録」 https://the-board.jp/helps/help_register_client/ 2026-10-12
B6 board ヘルプ「顧客別入金一覧と入金済み処理」 https://the-board.jp/helps/help_about_paying_ins/ 2026-10-12
M1 Misoca 料金プラン(https://www.misoca.jp/plan/ から転送) https://www.yayoi-kk.co.jp/seikyusho/price/ 2026-10-12
M2 Misoca 機能「見積・入金・売上の管理」 https://www.yayoi-kk.co.jp/seikyusho/function/management/ 2026-10-12
M3 Misoca 機能「会計ソフト連携」 https://www.yayoi-kk.co.jp/seikyusho/function/accounting/ 2026-10-12
M4 Misoca 機能「複数人と同時利用」 https://www.yayoi-kk.co.jp/seikyusho/function/team/ 2026-10-12
F1 freee請求書 製品トップ(機能、おすすめプラン、FAQ) https://www.freee.co.jp/invoice/ 2026-10-12
F2 freee請求書 料金プラン https://www.freee.co.jp/invoice/pricing/ 2026-10-12
F3 freee請求書 無料プランの紹介 https://www.freee.co.jp/invoice/free/ 2026-10-12
F4 freee請求書 freeeヘルプセンター「freee請求書のプランについて」 https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/24650173144217-freee%E8%AB%8B%E6%B1%82%E6%9B%B8%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6 2026-10-12